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日本は本当にやばいのか 記事

日本は本当に”ヤバイ”のか?海外移住者が増えている理由を解説

 

「日本にこのまま住んでいても未来が見えない?」

「海外移住してる人が増えているが、自分も移住を目指すべきか」

 

今回はこういった悩みを持つ方へ、海外移住について詳しく解説いたします。ぜひご参考ください。

「永住者」は過去最高

令和4年の「海外在留邦人数調査統計」によると、海外へ永住する方は約55万人と過去最高を記録しました。ここ20年で見ても約25万人超の永住者は増えています。

 

特に女性永住者の割合が約62%と過半数を占めています。

やはり、男性とくらべると賃金水準の伸び率が低く、また、子育てや教育の観点から海外移住を目指したい方が多く見受けられます。

 

永住者の数はコロナ禍を除いて毎年、上昇しており、賃金上昇や働き方の見直しが進まない限り、人材はますます海外に流出していくでしょう。

どうして日本がやばいと言われているのか

日本に未来が見えない若者が多い     

 

日本財団が発表した「18歳意識調査」によると、日本の若者が「自分の国の将来が良くなる」と答えたのは約14%と低水準です。

 

一方、中国では約96%が「自分の国の将来は良くなる」と答えており、いかに日本の若者が未来に悲観的かが際立ちます。

 

日本では少子高齢化社会保障負担の問題があり、将来に希望を持てない若者が多いのは必然と言えます。こうした理由を背景に、若者が海外移住を希望するのはこれからも増加していくと予想されます。

コロナ不況による経済悪化  

 

コロナの不況で経済成長が停滞しています。2023年の初めにはリーマンショック以来、全ての業種で9ヶ月連続で倒産件数増加を記録しています。

 

コロナが始まるまでは、インバウンド需要で経済は成長していました。しかし、コロナが終わってインバウンド需要が戻っても、国民の生活様式は低価格思考になり、大手の百貨店は閉店を余儀なくされています。

 

国民の消費が減ることで賃金上昇が望めず、さらに経済に不安を感じる人が多くなるでしょう。

 働き方改革が進んでいない

 

終身雇用や年功序列の影響により、時間あたり労働生産性は落ち込みを見せています。

海外では、終身雇用を採用しているのは公務員のみで、その他の民間企業では、転職している人が多いです。

 

成果を出さないと雇用が途切れてしまう成果主義を採用しているので世界の労働生産性は向上しています。また休暇の面でも、人手不足により中々休みが取れず、有給取得率も低いのが、わが国の現状です。

海外労働者は日本を選ばない   

 

日本の働き手不足は外国人労働者で補ってきました。しかし、近年、外国人の働き手は増加していないのが実情です。

 

外国人労働者の割合が高いベトナムでは、ここ6年間で賃金が30%超も上昇しており、日本との賃金格差は縮まっています。外国人労働者にとって日本に出稼ぎに行くメリットはなく、このまま円安傾向や物価高が続けば、日本はますます選ばれない国になっていくかもしれません。

日本人の海外移住希望者が増えている背景

高い給与水準 

海外の給与水準は上昇傾向

 

移住先の国によりますが、海外に出稼ぎに行くと給与は上昇します。

全労連の「経済指標国際比較」によると、海外の給与水準は上昇傾向です。

日本人の給料は30年でほぼ伸びていないのが実情です。

そして、海外に通じる専門職で雇用されると、日本と大きく平均年収が開いているので

所得が大きく増加するでしょう。

海外赴任手当の存在

 

また、日本企業に勤め、海外転勤する場合には、給与に海外赴任手当がつくので、年収アップに期待を持てます。福利厚生も付いていますので、安心して在住ができます。



働き方が進化し、リモートワークが可能に

 

コロナ禍によりリモートワーカーが増え、今は場所にとらわれずに働くことができます。

生まれた国で生涯仕事をする価値観はなくなり、インターネットで完結する仕事であれば、国を選べて生活できる時代になりました。

 

日本の物価は高騰しており、生活費はこれからも圧迫していきます。しかし、コストの安い国に移住すると資金も増え、幸福度も高まるでしょう。

最適な気候で暮らすことができる 

 

気候が良い国に移住すると、快適な暮らしが実現できます。本人の好みにもよりますが、東南アジアのベトナム、タイなど暖かい気候の国を選択すれば、最適な気候で暮らせることも多く、幸福度が高まるかもしれません。

50代〜老後を見据えた海外移住

 

最近では、50代〜老後に年金を得ながら、海外移住をする方も増加しています。

物価の安い国に移住すると、老後年金を得ながら、貯金を減らさずに生活できるので、将来の不安も弱まるかもしれません。また、台湾・タイではリタイアメントビザ(退職者ビザ)の取得しやすいように配慮されています。

 

老後長生きするほど、生活費がかかり、経済不安がある方は海外移住を検討してみるのも良いでしょう。

 

海外移住の費用についての記事は弊社のこちらで紹介しております。

海外移住を検討するなら、まずは短期間の「試住(しじゅう)」から

 

すぐに海外移住を決めるのはなかなか難しいと思います。そのため、まずはお試しに海外移住をしてみて、自分にも挑戦できるかどうかを実感してみる方法も良いでしょう。タイではビザなしで30日の滞在が可能です。また、ベトナムは観光ビザがあれば90日間の滞在が可能ですので、いろんな国の文化に触れてみてから海外移住を検討してみてはいかがでしょうか。

柔軟な思考で、海外移住を目指す

今回は、日本に希望を持てないので海外移住を検討する内容をご紹介いたしました。

日本経済の低迷の長期化はこれからも続くと考えられます。しかし、ネガティブな部分だけを見て、急いで海外移住をするのはリスクがあります。

 

特に、若い方は海外でも「稼げる能力」や「語学力」がないと現地で働くのは難しいでしょう。

まず、日本でも海外に通じる能力や経験を積み、柔軟な思考を持って、海外移住を目指してしていただければ幸いです。

日本は本当に”ヤバイ”のか?海外移住者が増えている理由を解説



「日本にこのまま住んでいても未来が見えない?」

「海外移住してる人が増えているが、自分も移住を目指すべきか」

 

今回はこういった悩みを持つ方へ、海外移住を目指すべきかについて詳しく解説いたします。記事の前半では、日本のネガティブな内容に触れていますが、海外移住を目指すポジティブな理由も解説していますので、ぜひご参考ください。

「永住者」は過去最高

令和4年の「海外在留邦人数調査統計」によると、海外へ永住する方は約55万人と過去最高を記録しました。ここ20年で見ても約25万人超の永住者は増えています。

 

特に女性永住者の割合が約62%と過半数を占めています。

やはり、男性とくらべると賃金水準の伸び率が低く、また、子育てや教育の観点から海外移住を目指したい方が多く見受けられます。

 

永住者の数はコロナ禍を除いて毎年、上昇しており、賃金上昇や働き方の見直しが進まない限り、人材はますます海外に流出していくでしょう。

 

日本はやばい?海外移住を検討すべき理由4選 

日本に未来が見えない若者が多い     

 

日本財団が発表した「18歳意識調査」によると、日本の若者が「自分の国の将来が良くなる」と答えたのは約14%と低水準です。

 

一方、中国では約96%が「自分の国の将来は良くなる」と答えており、いかに日本の若者が未来に悲観的かが際立ちます。

 

日本では少子高齢化社会保障負担の問題があり、将来に希望を持てない若者が多いのは必然と言えます。こうした理由を背景に、若者が海外移住を希望するのはこれからも増加していくと予想されます。

コロナ不況による経済悪化  

 

コロナの不況で経済成長が停滞しています。2023年の初めにはリーマンショック以来、全ての業種で9ヶ月連続で倒産件数増加を記録しています。

 

コロナが始まるまでは、インバウンド需要で経済は成長していました。しかし、コロナが終わってインバウンド需要が戻っても、国民の生活様式は低価格思考になり、大手の百貨店は閉店を余儀なくされています。

 

国民の消費が減ることで賃金上昇が望めず、さらに経済に不安を感じる人が多くなるでしょう。

 働き方改革が進んでいない

 

終身雇用や年功序列の影響により、時間あたり労働生産性は落ち込みを見せています。

海外では、終身雇用を採用しているのは公務員のみで、その他の民間企業では、転職している人が多いです。

 

成果を出さないと雇用が途切れてしまう成果主義を採用しているので世界の労働生産性は向上しています。また休暇の面でも、人手不足により中々休みが取れず、有給取得率も低いのが、わが国の現状です。

海外労働者は日本を選ばない   

 

日本の働き手不足は外国人労働者で補ってきました。しかし、近年、外国人の働き手は増加していないのが実情です。

 

外国人労働者の割合が高いベトナムでは、ここ6年間で賃金が30%超も上昇しており、日本との賃金格差は縮まっています。外国人労働者にとって日本に出稼ぎに行くメリットはなく、このまま円安傾向や物価高が続けば、日本はますます選ばれない国になっていくかもしれません。

 

海外移住すべきポジティブな理由4選

海外の方が給与が良い 

海外の給与水準は上昇

 

国によりますが、海外に出稼ぎに行くと給与は上昇します。

全労連の「経済指標国際比較」によると、海外の給与水準は上昇傾向です。

日本人の給料は30年でほぼ伸びていないのが実情です。

そして、海外に通じる専門職で雇用されると、日本と大きく平均年収が開いているので

所得が大きく増加するでしょう。

海外赴任手当

 

また、日本企業に勤め、海外転勤する場合には、給与に海外赴任手当がつくので、年収アップに期待を持てます。福利厚生も付いていますので、安心して在住ができます。



働き方が進化、日本を選ばなくて良い時代

 

コロナ禍によりリモートワーカーが増え、今は場所にとらわれずに働くことができます。

生まれた国で生涯仕事をする価値観はなくなり、インターネットで完結する仕事であれば、国を選べて生活できる時代になりました。

 

日本の物価は高騰しており、生活費はこれからも圧迫していきます。しかし、コストの安い国に移住すると資金も増え、日本の閉塞感を脱出しながら働けるので、幸福度も高まるでしょう。

 

翻訳アプリで生活できる 



英語力が低くても翻訳アプリを使えば、海外での生活が楽になります。

読めない看板や外食時のメニューもスマホのカメラをかざすだけで、日本語での表記に変換できます。現地で働くには英語力が必要になりますが、移住前から英語を完全取得しなくても良い時代になっています。

 

最適な気候で暮らせる 

 

気候が良い国に移住すると、快適な暮らしが実現できます。

最近日本では、暑い時期が増え、すぐに冬を迎えるので快適に過ごせる期間も短くなりました。東南アジアのベトナム、タイなど暖かい気候の国を選択すれば、最適な気候で暮らせるので、幸福度も高まるでしょう。

50代〜老後を見据えた海外移住

 

50代〜老後に年金を得ながら、海外移住をする方も増加しています。

物価の安い国に移住すると、老後年金を得ながら、貯金を減らさずに生活できるので、将来の不安も弱まるかもしれません。また、台湾・タイではリタイアメントビザ(退職者ビザ)の取得しやすいように配慮されています。

 

老後長生きするほど、生活費がかかり、経済不安がある方は海外移住を検討してみるのも良いでしょう。

 

海外移住の費用についての記事は弊社のこちらで紹介しております。

 

海外移住、まずは短期間で

 

すぐに海外移住を決めるのはリスクが高いので、まずはお試しに海外移住することをお勧めします。タイではビザなしで30日の滞在が可能です。また、ベトナムは観光ビザがあれば90日間の滞在が可能です。

 

短期間でいいので、現地の国文化に触れてみてから、長期移住を目指すと良いでしょう。

 

柔軟な思考で、海外移住を目指す

今回は、日本に希望を持てないので海外移住を検討する内容をご紹介いたしました。

日本経済の低迷の長期化はこれからも続くと考えられます。しかし、ネガティブな部分だけを見て、急いで海外移住をするのはリスクがあります。

 

特に、若い方は海外でも「稼げる能力」や「語学力」がないと現地で働くのは難しいでしょう。

まず、日本でも海外に通じる能力や経験を積み、柔軟な思考を持って、海外移住を目指してしていただければ幸いです。